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むしさされとは?

昆虫類を含む虫にさされることで生じる皮疹です。局所に、赤み、かゆみ、腫れを生じます。蚊、ブヨ、ダニ、アブなどに刺された場合は患部を冷やす、ステロイド外用剤を塗ると効果的です。かゆみのひどい時は抗アレルギー剤内服も併用します。重症例ではステロイドの内服を行うこともあります。

ハチ刺症

ハチに刺されると、痛みと、遅れて刺された場所に赤みと腫れを生じます。これらは通常の皮膚炎に対するステロイド剤外用、内服、抗ヒスタミン薬内服などの治療で、改善します。ごくまれにおこることですが、ハチに刺されて、30分以内に 気分不快、全身の蕁麻疹、冷や汗、めまいなどの症状が起こることがあります。そんな時は、すぐに医療機関を受診してください。場合により救急車の要請も必要です。これは、アナフィラキシーショックを呼ばれる症状で、死亡する場合もあります。このような時ボスミンと言う薬剤を投与します。ハチに刺される機会の多い方には、エピペンと言われる自分で注射できるボスミン製剤を携帯してもらっています。