ケミカルピーリングとは?
皮膚の表面にある表皮は、新陳代謝によって、古い組織が新しい組織へと通常28日間かけて入れ替わっています。これをターンオーバーといいます。人は20代をピークにターンオーバーが遅なったり、さまざまな理由で早くなったりで、皮膚トラブルが引き起こされます。
乱れてしまったターンオーバーを正常に戻すための治療がケミカルピーリングです。薬剤を塗布する事で、表面についている古い角質を除去し、浸透した薬剤が新しい肌組織の生成を活性化します。肌表面の角質をはがす際、毛穴につまった皮脂よごれもきれいに取り除きますので、角質肥厚によるにきび、毛穴のざらつきなどが解消されます。さらに、メラニンの生成を抑えコラーゲンやエラスチンの生成を促進する効果もあるため、くすみの改善や透明感のある皮膚を得る事ができます。
毛穴 ニキビ、ニキビ跡、くすみ、しみ ワントーン明るい、つやのある皮膚に。
当院で行っているピーリング
グリコール酸 ベーシックな薬剤で、疾患、目的によりさまざまな濃度を選び施術します。
天然乳酸 比較的皮膚の浅い層に作用する施術で、肌への刺激がマイルドで、色素への効果が高い点に特徴があります。
サリチル酸マクロゴール サリチル酸自体は肌への刺激が強いため、肌の深部まで浸透するのを防ぎ治療後の痛みや炎症などの副作用を少なくするためにマクロゴール基剤を用いています。グリコール酸ピーリングに比べると、マイルドで、より均一に角質を取り除けます。
施術直後にあらわれるダウンタイム
肌に赤みや、乾燥による肌荒れが2-3日続きますが、その後はきれいな肌になっていきます。
重症のニキビの場合、2-3日かさぶたができますが数日で脱落します。
治療期間と回数
・2-3週間ごとに1回行い、6回を1クールとします。ニキビの方は重症度によりますが、多くは、2クール位施術させていただくと改善します。
・費用 1回6500円。
当院の特徴
当院は20年以上ピーリングを行っています。ピーリング剤の選択、濃度、副作用がでた場合の対応など、熟知しております。
2名の皮膚科専門医自ら施術します。「日本皮膚科学会ケミカルピーリングガイドライン」に沿い、安全な治療をめざしています。
正しい診断により、ケミカルピーリング治療がむく疾患であるかを判断する必要がありますので、まず、当院の皮膚科外来を受診してください。